ガントチャートとは?
ガントチャート(Gantt chart)とは、プロジェクト管理や生産管理などで、タスク管理に用いられる表の一種です。横棒のグラフによってタスクの進捗状況を視覚的に把握することができるため、とても役に立ちます。
ガントチャートのソフトには色々なものがありますが、その中でGoogleが提供しているソフトが、「GANTTplanner」です。GANTTplannerは、Googleカレンダーと同期化することで、Googleカレンダーに登録されてある予定をガントチャート化することができます。
Googleカレンダーと比較してみると、GANTTplannerの方がタスク管理に適していることが分かりますね。
ガントチャートの作成方法
1 GANTTplannerで検索し、表示画面(「Turn your Google Calendar into a GANTTplanner」)の緑色「GET STARTED」をクリックします。
2 Googleアカウントのログイン画面が表示されるので、ガントチャートに使用したいアカウントでログインし、右下の「承認する」をクリックします。
3 GANTTplannerのトップページが開かれます。
4 ページ左上にある「Choose Gantt」をクリックし、ログインしたGoogleアカウントを選択します。
5 チュートリアル画面が表示され(「Next」をクリックすることで先へ進みます)、チュートリアル終了後、Googleアカウントのカレンダーが同期されます。
無料プランと有料プラン
GANTTplannerには無料プランと有料プラン(月額19ドル~(約2100円~))とがあります。無料プランでは、Googleカレンダーに登録されてある予定を同期する機能のみです。
これだけでも十分便利ですが、有料プランではGANTTplannerに直接予定を登録したり変更を加えることができるほか、タスクの進捗状況の管理機能や共有機能なども使えるようになります。
共有機能の使い方
有料プランにある共有機能の使い方は以下の通りです。
1 GANTTplannerにログインします。
2 GANTTツールバーの「共有」をクリックします。
3 共有リンクをコピーして、アクセスする必要のあるすべての人々に送信します。
4 カレンダーのページでカレンダーの矢印をクリックすると、共有します(①)。
5 「このカレンダーを共有」をクリックします(②)。
6 共有ページで、相手のメールアドレスを追加します。
7 他の人がデータの表示や編集をすることができるかどうかを選択します。表示のみを選択した場合、GANTTplanner内のデータを変更することはできません。
8 「ユーザーを追加」をクリックします。
9 「保存」をクリックして終了します。