CDNとは、世界中に一連のウェブサーバーを配置して、Webサイト訪問者に物理的に一番近い場所にあるサーバーからコンテンツを表示する仕組みである。 CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)は、ウェブパフォーマンスを最適化する仕組みの1つとして重要な役割を果たしている。
CDNの6つのメリット
CDN (コンテンツデリバリーネットワーク)は、Webパフォーマンスを向上するために採用を検討されることが多いですが、その他にもそれに付帯する様々なメリットがあります。
CDNを検討すべき6つのメリットについて、まとめました。
1.Webページ表示速度の向上
CDNを使うことで、PoP(Points of Presence)が、より広いグローバル規模のネットワークにキャストするため、Webサーバー単体でサイトを稼働させるより、サイトの表示速度が向上する。
具体的には、ユーザーがあるWebページをリクエストして表示しようとする時、CDNサーバーからキャッシュされた画像、CSS、JSファイルなどを表示する場合、より少ないネットワークのポップ数(サーバーから自分のPCまでの経路で、ルーターなどを経由して転送される回数)で表示することが可能になる。
また、CDNのサーバーは、HTTP/2をサポートしているため、HTTPSより断然早くコンテンツを表示できる。ヘッダー圧縮、フローの制御、ストリームの多重化など、HTTP/2で実現された様々な技術により、近年の画像や動画など盛りだくさんのリッチコンテンツでもサクサク表示することが可能になってくるのだ。
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