金曜日, 12月 27, 2024

インターネットでのセキュリティとプライバシー保護:最適なツールの紹介

 自分のプライバシーや生活の安全を守るため、様々なツールを使っていると思います。今回は、インターネットにおいてセキュリティ等を向上させることができるツールを紹介します。

仕事などで特別な機密情報を扱っている訳ではない普通の人でも、現代においては必須のものであると思います。

DuckDuckGoとBrave:Googleに代わる安全なウェブ検索とブラウジング

1. DuckDuckgo


 Googleに代わる検索エンジンとして、最近流行っている検索エンジンです。

 Google検索には、トピックによってはバイアスが働いている(世の権力者に都合が悪い真実の情報が掲載されたサイトの順位を下げる等)ことは知れ渡ってきていますが、DuckDuckgoは順位操作の無い検索結果を示してくれる優れた検索エンジンです(今のところ)。

 そのため、本当に探している有益情報を見つけやすくなります。(ワクチソ関連、戦争、ガン治療など)

方法
 Yahooなどで、「DuckDuck Go」と検索し、DuckDuckGoのサイトをクリック。DuckDuckGoの検索ボックスに検索したいことを入力してクリックする。

2.Brave  

 Braveとは、Chromeのようなインターネットを閲覧するためのブラウザーです。
 Braveは、トラッキングを阻止するし、Googleよりもセキュリティ力が高いと考えています。

 仕事柄、および趣味(仮想通貨取引が趣味であったため)からハッキングされやすい状況にあるのですが、身近な実例としては、下記のような事がありました。  

 Gmailのログイン認証として、私は2段階認証としてセキュリティーキーを使用している所、Chromeの場合、突然「不審なアクセスがあった」として強制的にポップアップが出てログアウトされることがありました。(その結果セキュリティキーの2段階認証が無効になり、メールの中身が結果的に取られた)経験がありました。

 セキュリティーキーとは、3センチくらいの物理的なUSBへの差し込み口が付いた小さなデバイスであり、Gmailなどにログインする際に2段階認証として機能します。パスワードに加えてこのキーをパソコンのUSBに差し込むなどが必要であり、不正アクセスからアカウントを守るための追加的なセキュリティ層を形成します。これはUSB、NFC、Bluetoothなどの形で接続され、アカウントの安全を強化します。

 他方、Braveを使用中した際に同じ攻撃を受けたのですが、Braveはそれをいったんブロックしてログアウトするかどうかユーザーに確認するメッセージに変えてくれました。その際、Braveからのメッセージとして「我々はこの強制ログアウトについてユーザーが選択できるようにすべきだと考えている」というようなメッセージが英語で出ていたと思います。

 Chromeにしても、Braveにしても通常のポップアップをブロックする設定にしているので、その上で上記の現象が起きたということです。
Braveが危険だとする評判が出ていることも、逆に信頼できると個人的には思います。


VPNの活用:安全なインターネット接続のためのガイド


    VPN(Vertual Private Network) とは、インターネット上で安全に情報を送受信するための技術・ツールのことです。VPNには、次のような機能があります。

  • 通信トンネルの作成:VPNはインターネット上に私的な通信の道(トンネル)を作り出し、このトンネルを通じて、自分のコンピュータとインターネットの間のデータが安全にやり取りされる。
  • データの暗号化: 送受信されるデータは暗号化されているため、他人がその内容を見ることは非常に困難。これにより、セキュリティが強化される。
  • 匿名性の確保: VPNを使用すると、自分のIPアドレス(インターネット上の住所のようなもの)が隠され、自分オンライン活動(どのようなサイトを見ているのか=どのような考えの持ち主か)の追跡が困難となる。

VPNは、公共のWi-Fiなどセキュリティが心配な場所でインターネットを使用する際や、プライバシーを確保する場合に特に役立ちます。また、地理的な制限によってアクセスできないウェブサイト(米国内でしか見られない動画ストリーミングを観るなど)にアクセスするためにも使用されます。

以前は、VPNといえば後者の目的で広まった感がありますが、今は前者の目的の方が重要になってきていると思います。

すなわち、職業や立場(裁判官など)にもよりますが、今ではネット検閲が日本でも進んでおり、マーケティング目的や様々な政治上の理由で、個人の思想や興味をAIで管理していると思われるからです。

VPNには、有料や無料の優れたツールがあります。

(1) 無料VPN

筑波大学プロジェクトのVPN (インストールして起動後に沢山表示されるサーバーの中からJapanのサーバーで起動からある程度日にちが経過しているなど多くの利用者(セッション)があるものを選ぶ。動作はやや遅く、セッション数が多いと、スピードが遅くなる。(あまりに遅い場合はそのサーバーの接続を切ってから別のセッションの少ないサーバーを選択) 

   https://www.vpngate.net/ja/

 メニューのダウンロードからVPN Gate Clientをダウンロード 

(2) 有料VPN

 下記のサイトが詳しい
https://ja.vpnmentor.com/blog/vpn%E3%82%92%E6%8E%A2%E7%9F%A5%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%97

 ノーログポリシーがある事が重要だと思いますが、個人的にはExpressVPNは監視されている印象です。

 VPNを使うと、見れないサイトがあったり、ソフトのインストールがエラーになる事があります。

 同じIPを多数の人(セッション)で使用しているため、サイト側がそのIPを禁止するためです。

 そのため、使用者が少ないサーバーを使用すると見れるようになりますが、そうすると個人が特定しやすくなるというトレードオフの関係にあります。

 エラーが改善できない場合は、VPNの接続をオフにすればよく、アンインストールは不要です。VPNをつけているとメルカリのコメント入力が規制されますが、オフにすれば反映できます。

4.Twitter

 
 Twitterを忌み嫌っている人も、一度も投稿する気が無い人も、スマホにインストールしておくことをオススメします。
 なぜなら、近時(元からかもしれませんが)日本のニュースではあまり報道されないことがあり、今実際に起きている事実を早めに知るためにも、ツイッターを見れるようにしておいた方がいいからです。

 Twitterは、今やZ世代の2ちゃんねる的な位置づけに成り下がった感がありますが、それでも日本全国(世界も含め)津々浦々、色々な人の状況を通じて、最新の状況を把握できるメリットがありますし、Z世代は賢くニュースや学校の先生の話を鵜呑みにはしないため、色々な点で参考になります。特に災害時など、正確な情報を素早く把握しているかが、生命を左右する場合もあるため、普段からスキマ時間にチェックして使い方に慣れておくと良いと思います。

 以前、台風15号の影響で静岡県で大規模な断水が発生した時、ニュースで報道されませんでした。特に静岡市で深刻な状況が生じていたにも関わらず、国葬の準備に政府の注意が向けられていたためか、すでに批判が多かった国葬についてタイミング的にさらなる批判に発展することを避けるためか、Twitter上ではトレンドとして大々的に騒ぎになっていたにも関わらずニュースになりませんでした。

 身近な例では、昨年11月末にインフルエンザのような高熱になり1週間寝込んだため、Twitterで「高熱」と検索したところ、#学校閉鎖がトレンドとなっており、全国の小中学校で学校全体が閉鎖されるくらいプール熱のような風邪が流行っていることが分かりました。

 今年(2024年)は、年明けに大きな災害が起きたこともあり、準備しておく必要があります。



ブログの管理人

プログラマー → システムエンジニア → ITコンサルタント・会社経営 → 40代でリタイアして、ほそぼそと暮らしています